こんにちは。シンすけです。
今日は、起業に関しての視点についてお話ししていきます。コレを読み終える頃には、起業するために「何をすべきか?」ということが、明確になります。
昨今、起業ブームも終わりを迎えようとしている。と、チラホラ言われていますが起業という捉え方をいろんな角度で見ると、まだまだ終わりではないと思っています。
例えば、「副業」という視点を持つと、起業とはイコールにはならないにせよ、起業の端っこをかじっていると考えれば、このような形態の仕事の方法は、まだまだ増えてくると思っています。
しかも、コレから増えてくるのは、明らかにネット内で完結できるような仕事がメインです。今日は、ちょっとその視点も含めて話していきます。
本日のテーマ
・今の子ども達でわかる仕事の動向
・これからの時代に必要なこと
・まとめ
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先日のトヨタの社長の発言や経団連の会長の発言で「終身雇用は終わりを迎えている」というのは多くの人が感じたことではないでしょうか?
僕も、数年前からそれは感じていました。看護師という安定した仕事の中でなぜそのように感じたかというのは長くなるのでまた、いつか話すとして、終身雇用は終わりに近いというのは待遇面から感じていました。
それで、2017年ごろには「国」が副業を認め、2019年に入って次々と、終身雇用の終わりをつげる発言がみられています。
確かに、今の政治は納得いかないことばかりかもしれませんが、誤解を恐れずにいうならば、政治家や官僚も「バカ」ではないんですね。知識ある人たちです。
今の日本に足りないもの、必要なものはなんとなくわかっていて、いろんな制限をかけられながらも、情報を小出しにしているという印象を僕は受けています。
消費税をあげるときも、だいたいストレートではいかないでしょ。あれも情報を小出しにしながら、実はメッセージとして発信しています。数年後あげるから覚悟しててね。というメッセージです。
で、いざ上げる時には消費税上げると言っていたでしょ。いよいよ上げるけど、だいぶ前から言ってたんだから文句言わないでね。ってことです。
そして、今回は「終身雇用の終わり」つまりは、正社員は減らしますよ。もしくは、リストラさせてもらいますよ。すでに、こちらは情報を出したんだから覚悟しててね。ってことです。
数年後に、そんなことが当たり前のようになってきます。そうなってくると「パート」「バイト」「契約社員」などが増えてきます。
同時に、Wワークの人が増えてくるでしょうし、副業が認められる会社もどんどん増えてくるでしょう。
さっそく、今の子どもたちのなりたい職業をみてみましょう。これをみるだけで、今の大人たちがどんな考えを持っているかを知ることができます。
小学生〜中学生のなりたい職業を見てみましょう。(日本FP協会調べ)
1位:野球選手・監督など
2位:サッカー選手・監督など
3位:医師
4位:ゲーム制作関連
5位:会社員・事務員
6位:ユーチューバー
1位:パティシエール
2位:看護師
3位:医師
4位:保育士
5位:教師
6位:薬剤師
続いて、中学生のなりたい職業をみてみましょう。(2017年ソニー生命保険株式会社調べ)
1位:ITエンジニア・プログラマー
2位:ゲームクリエイター
3位:ユーチューバーなどの動画投稿者
4位:プロスポーツ選手
5位:ものづくりエンジニア(自動車の設計や開発など)
6位:公務員
1位:歌手・俳優・声優などの芸能人
2位:絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)
3位:医師
4位:公務員
5位:文章を書く職業(作家・ライターなど)
6位:保育士・幼稚園教諭
ざっと、こんな感じです。これを見てどのように感じますか?僕自身は「現実的な子が増えた」という印象です。ちょっと、自分の子ども時代をイメージしてほしいんです。
僕(S61年生まれ)が小学生だったとき、大体が「スポーツ選手」「警察官」「消防士」「学校の先生」「医者」ここら辺がメインだったのではないでしょうか?女子も「ケーキ屋さん」「保育園の先生」「お花屋さん」などが多かった印象があります。
それがどうでしょう・・。
ガラッと変わりますね。「安定」は変わらず強い。公務員や医療職などの資格がある職業。それにプラス、エンジニアや「一発当たればでかい職業」が名を連ねています。
結局、子どものなりたい職業や将来の夢は「自分が経験したこと」と「周りの環境」で発言しているので、この職業の図をみるとコレまで親からどんな教育を受けているか?どんな環境で育っているかが想像できるのです。
平成のはじめでも「安定」はありましたが、今の時代はその印象がさらに強くなっている印象を受けます。
さらに、男子にいたっては「ネットの仕事」を考える人が増えていたり、女子では「自分で稼ぐ」という面が見え始めている印象です。
逆に考えると、これは「今の大人たち」が感じているリアルな意見でもあると僕は思っています。
つまり、ネットのビジネスがコレからも増えるだろうし、バブルの時代のように、男性になんでも頼む時代じゃないから、女性でも自分で稼がないといけない時代だと。親たちが感じているんでしょう。
終身雇用の崩壊で安定がなくなる。そうなるともっと、安定を探す人が増えてくるのは目に見えてわかりますし、安定しないなら当たればでかい仕事を!子どもにのぞむ大人が増えてくるでしょう。
僕は、よく「2-6-2の法則」を用いて、なんでも物事を考えます。それに当てはめるなら下の2が安定もできず落ちぶれる。6が安定にしがみつく。上の2が安定を持ちつつ(完全な安定は無いとわかっているので)+して収入が得られる方法を模索する。
そんな割合になるだろうなと予想しています。この上の2の人たちが副業や起業をしていこうと考える人たちです。(もちろん下の2の中にも6の中にも起業を考える人はいますが失敗する確率は高くなるでしょうね。)
で、コレからの時代、安定を求める人が増えることで、安定から、もれてしまう大人が増えるのも事実です。だから「2-6-2」のところでも下の2の人が出てくるんです。
まずは、コレからの時代、何をするにも一番上の2を意識していないと、どんどん下の方に落とされてしまうでしょう。AIなんかが導入されれば、希望する仕事や職業に集中する人が増えて、自ずと倍率が高くなってしまうので。
そして、上の2を目指す人。つまり+αの収入を考える人は、子どもと一緒のような「思い」ではなく「行動」を起こしていく必要があります。
では、実際に何をしないといけないか?これは、僕がいつも言っていますビジネスではなくマーケットを学んでビジネス化するということをしないといけません。
マーケット(お客様に売れる仕組み)を学んでビジネス化(仕事に)するということです。
医療者の方目線ではありますが、医療者はビジネスする前にこれをすべき【看護師時代の給料も公開】の記事も参考にしてみてください。
例えば、「いちごを売る」というのは仕事です。いちご販売ビジネスとも言えます。コレだけ考えれば、市場に出す。道の駅に出す。地元のパーキングエリアに出店する。などをすればいいのですが、
マーケットを学ぶというのは、どんなお客様の要望に答えられるか考えて、同じ商品でも高く売れるように、またはリピートしてもらうようにすることです。(いちごの例でざっくりいうと)
例えば、ただのいちごを市場に出せばただのいちごです。コレが、いちご品評会で日本一を取ったら「日本一のいちご」になるわけです。同じいちごでも1P300円だったのが、1P800円で売ることもできるかもしれません。約3倍です。
コレをしろ!というわけではないですが、一例として言えば、勝手に自分主催で品評会をつくって自分のいちごを優勝させて、ネットを使って言っても嘘ではないわけです。
だいたい、「高級ないちご」を買うときは、誰かの退院祝いとか、退職祝い、孫の誕生日などなど「特別なとき」なのでそこをリサーチするわけですが、そういう人は「ちょっと違った物が欲しい人」べつにいちごが欲しいわけではないんです。日本一のいちごが800円くらいであろうもんなら、すぐ頼むでしょう。
そういう、売れる仕組みを作っていくことです。
これからの時代、「安定」を求める人は増えますが、それにプラスしてマーケット(マーケティング)を学ぶ必要があるのは、重要になってきます。
ただ、マーケットは子どもの「夢」とは違い、かなり「行動」しないといけません。多くの人がコレができていないのです。その理由も簡単です。
「行動できない理由」それは、「お金がかかるから」ですね。これ、一番でかいです。お金をかけた結果リターンがあればいいですが、10万かけて1円も返ってこなければ100%損じゃないですか!
その恐怖から「行動できない」人が多いのです。だから、少額からでも、実験的に挑戦していくことが大切になってきますし、失敗も経験できてよかったレベルで次に挑戦できる状態にしておくことは重要になってきます。
今や、副業や起業は下火になっていると言っていますが、まだまだ増えてくると思っています。
今の大人(親)たちは安定を求めている親が多いことから、「安定」を重視して仕事を選ぶ子どもが増えてくることは容易に想像できます。
あと、10年で安定志向の成人が増えていく。その中でも、勝ち抜くためには安定志向の仕事につくことだけを考えるのはリスクが高い。
それらにプラスしてマーケティングを学んでおくことが重要になってきます。
ただ、マーケティングを学んで実践していくと、「リスク」もありますし、結果や成果が安定的に出てくるまでは時間がかかるので、早めに学んでおくことをお勧めします。
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