こんにちは。シンすけです。
今日は、「エイジングケア」と「病気の予防」は違うという点でお話していきます。
最近、エイジングケアすれば、健康になれる的なことを良く目にします。それって、単なるお客さんの洗脳ですし、そのような被害に合う人を少なくするためにも書いていきます。
例えば、サプリ!このサプリを飲めば病気の予防になり、肌のハリやシミまでも薄くなる(薬機法完全無視だけど・・。)みたいなセールストーク。
この手のたぐいは、本当に多くあります。が、しかし。はっきりいうと、健康とエイジングケアは違います。何が違うかというと「そもそものゴール」が違うわけです。
本日のテーマ
・アンチエイジングと健康の決定的な違い
・それぞれの違いまとめ
・これから、どのように考えていくべきか?
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では、早速、違いを伝えたいと思うのですが。そもそもの定義をわかっていないと、比べられないのでここで定義しておきます。
エイジングケアは若返りの意味でよく使われますね。薬機法などが厳しいので、ここできちんとお伝えしておくと日本では一般的に「年齢相応の若々しさ」のことをエイジングケアと言いますが、その範囲を超えて言っている人も多くいます。
健康に関しては、これと言って定義しているモノはありません。ですので僕が定義している内容をお伝えします。
僕が言っている健康の定義は「自分の足で歩いて、自分の身の回りのことができる人」のことを言っています。
これだけ見てもらえると、すでに違いがあるのですが、もう少し深掘りしていきます。
エイジングケアは、年齢相応の若々しさでしたね。では、ちょっとイメージしてください。介護が必要になる年齢って、何歳くらいをイメージしますか?
人によっては80代だったり、90代だったり、、それぞれだと思います。今回は、仮として健康寿命(介護を頼まなくても生活できる人)を例にとります。
健康寿命は男女ともに70才前半までです。後半からは半分以上の人がなんらかの介護がないと生活できないという統計が出ています。
(厚生労働省の統計より)
なんども言っていますが。エイジングケアは(ケアした結果)年齢相応の若々しさ(を維持する)です。
しかし、男女共に70才後半で半分以上の人が介護をしてもらわないと生活できない現実があるわけです。半分以上の人であれば年齢相応と言ってもおかしくありません。
つまり、介護を受けることが年齢相応の若々しさになるので介護を受けていても「エイジングケアができている」ってことになります。
多くの人がイメージしている。若くて、健康で、肌が綺麗で・・。とは程遠いモノです。
あくまで、エイジングケアという言葉は、日本では「年齢相応の若々しさ」としての意味でしかないので、その意味をそのまま使っていくと極端な話、介護を受けていてもエイジングケアしていることになるのです。
かたや、健康に関しては「人それぞれ」。〜食品とか、〜器具なんかがつくと変わってきますが、健康という言葉に対しての定義はほぼありません。広辞苑などの意味はありますがね。
つまり、多くの人がイメージしていること(メディアから植えつけられたイメージ)と日本で使える意味とではギャップがあるわけです。
一般的な捉え方:若くなる、若返る、美しくなる など
日本での意味:「年齢相応の若々しさ」
一般的な捉え方:病気をしない、怪我をしない、元気にいきいき など
日本での意味:コレという定義がない
あくまで健康という言葉を使うときは、その前後の文章の意味づけが大事になってきます。
例えば「健康食品」といえば、あくまで「食品」です。食品の意味を外れてしまった内容のことはNGになります。「健康器具」も同じですね。あくまで「器具」です。
極論からいいますと、エイジングケアを考えるのではなく「健康」を考える生活に変えるということです。
健康自体にはコレといった定義はありませんし、ここで色々と仮説を立てるとキリがないので、ここでは僕が言っている「自分の足で歩いて、自分の身の回りのことができる人」を健康と定義します。
そうなってくると、健康を考える生活=健康の定義を目指す生活で良いということです。
「どうやったら、自分の足で歩き続けられるだろう?」「自分の身の回りのことが出来なくなるってどんなとき?」こんな風にイメージをしていけばいいのです。
定義が定まれば、あとはそこに向かって進むだけ。もちろん、この定義は僕が提唱した定義ですので、他の定義を自分でつくるのもいいと思います。
結局は、ゴールが見えるか?が大事なわけです。まだ、定義とか見つけられません。出来ません。って言う人は、ひとまずは僕の定義に沿って、毎日を過ごしてみてください。
それだけでも、毎日の変化を感じることができるでしょうし、毎日を楽しく過ごしていけますよ。
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