【要確認】若者も孤独死の時代?【改善策あり】

こんにちは
日本加齢ストップメディカル協会の
野中慎介です。

 

今日は、人の「孤独」と「健康」の関係について考えていこうと思っています。

 

孤独は、これからの時代「健康分野」としても気をつけないことだと僕は思っています。

 

これまでは、健康というと食事や運動の面に注力を注いでいる人が多くいましたが、これからの時代はもっと孤独の問題を含めた健康も意識していく必要があります。  

 

それくらい「孤独」は、人の健康に大きな影響を与えてしまいます。

 

今日は孤独の怖さを知り、こらからの時代どのようにして回避し「健康になるのか?」を考えていきます。

 

本記事の内容


・「孤独」はどれくらい健康に悪いのか?
・孤独を感じた女性は子どもに体罰
・孤独のない生活にするためには?
・まとめ


スポンサーリンク

「孤独」はどれくらい健康に悪いのか?

アメリカ・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授(心理学)は孤独で死ぬリスクを研究し結果を発表しているのですが、

 

①1日タバコ15本吸うことに匹敵する
② アルコール依存症であることに匹敵する
③ 運動をしないことよりも高い
④ 肥満の2倍高い

 

などのリスクが上げられていますし、追加研究では「社会的孤立」の場合は29%、「孤独」の場合は26%、「1人暮らし」の場合は32%も7年以内に死ぬ確率が高まるとの結果を報告しています。

 

コレだけ見ても「孤独=不健康」というイメージはつくかもしれませんが・・。肥満の2倍なんて聞くと、生活習慣病よりも悪いって考えてもおかしくありません。

 

すでに、イギリスでは2018年1月から政府が「孤独担当大臣」というポストを新設し、孤独に困っている人のための総合的な政策に乗り出しているくらい問題視している部分です。

孤独を感じた女性は子どもに体罰

日本で、子どもがいる母親の7割が、体罰をしたことがあるという報告をしていることはご存知でしょうか?

 

しかも、2016年の調べで、体罰をしたと報告をした母親の実に53%の人は「孤独を感じてる」という結果が出ているほどです。

 

「孤独」というのは、大人を不健康にさせてしまうだけではなく結果的に子どもの心も不健康にさせてしまうということです。最悪の場合、子どもの命を落とす危険もあります。

 

毎年と言っていいほど子どもの虐待死の報道がありますが、その多くは母親側の子どもが虐待死しているパターンです。

 

多いケースが、母親がほかの男性と一緒に住むようになって、男性と一緒に自分の子どもを虐待するケース。

 

この現状からもわかるように母親でさえ子どもより、孤独を無くしてくれる男性の味方になるわけです。ここまで言うと孤独がどれほどのパワーを持っているか想像できるのではないでしょうか?

孤独のない生活にするためには?

では、孤独のない生活にするために重要なことは何でしょうか?僕は3つの方法があると思っています。

①地域の行事に参加する
②ネットの繋がりからリアルな繋がりを持つ
③コミュニティーに参加する

では、1つずつ解説していきます。

①地域の行事に参加する

これは、ちょっとハードルが高いかもしれないですが僕はいい方法だと思っています。地域の草むしり、清掃行事、お祭りなどなど。

 

引っ越して、間も無い時などは特に参加しづらいでしょうし、そもそも面倒くさいと思う人もいるかもしれません。僕もそうです。。 

 

しかし、意外と地域の行事に参加している人ってウェルカムです。そして、優しい。優しくなけれが参加しなければいいだけですし!一度、参加して偵察、、、してみるのもいいと思いますよ。

 

②ネットの繋がりからリアルな繋がりを持つ

今の時代、ネットを使っている人は多いと思います。特にSNSです。例えば、フェイスブック・インスタグラム・ツイッター・LINEなどのツールを使っている人です。

 

ネットだけの友達もいいのですが、それで孤独が無くなる確率は、かなり低いです。

 

そもそも孤独を感じている時に、SNSの友達がいつも相談に乗ってくれたり、意見を言ってくれることなんてありません。

 

そうなってくると、余計に孤独感を感じてしまう可能性もあるのです。ですので、出来るだけネットだけではなくリアルにお会いできる機会がある時はリアルであう事。コレが重要です。

 

ハーバード大学の経済学者Edward Glaeser氏は、ご自身の著書で人間は、物理的に一緒にいるときに最もうまくコミュニケーションがとれる。と言っています。

 

当たり前の話なのですが、ネット社会になって忘れらている考え方だと僕は感じています。

 

ネットの中では相手の「感情」はわかりません。それは、ネットを使っている誰もが知っていること。だから、相手にわかってもらえてないと思ってしまい孤独を感じてしまうのでは無いでしょう。

 

それを回避するためにも、ネットのつながりからリアルなつながりに変えていくことがポイントになってきます。

③コミュニティーに参加する

これは、一番手軽な方法だと思っています。どのような方法でも、どのようなコミュニティーでも構いません。

 

習い事でもいいですし、最近ではオンラインサロンなんかも流行っています。オンラインと言いつつも定期的にリアルで会う場も設けているサロンもあります。

 

実際に会うことの無いオンラインサロンは論外ですが、そういう会ったりできるコミュニティーに関しては参加してみるといいと思います。

 

まずは、自分が気になるものでも構いません。体験会でもいいので足を運んでみる事をお勧めします。体験会に行くと100%次の商品を勧めてくるので、その覚悟は必要ですが・・。

 

それが嫌な人は、先に断る理由を考えておきましょうね。それも、コミュニケーション技術の一つでもありますし、自分が好きなコミュニティーに参加するための方法でもありますからね。

まとめ

孤独を感じてしまうと、生活習慣病よりも高い死亡リスクの可能性がある。そのため、「孤独」を少しでも感じてしまったらすぐに対処することが重要です。

 

また、子どもがいるお母さんの7割が虐待をした経験があるという自覚を持っており、そのうち53%の女性が「孤独」を感じています。

 

だからと言って、お母さんが全て悪いわけではないが「孤独」に感じないような環境に身を置く必要はある。そのための改善として、

①地域の行事に参加する
②ネットの繋がりからリアルな繋がりを持つ
③コミュニティーに参加する

を意識しながら、自分にあったコミュニティーの参加をしていくことは考えておく必要があります。

 

2018年「孤独担当大臣」が出来たイギリスでは、すでにコミュニティーをつくっている団体に援助金などのサービスが出来ているが日本ではまだありません。

 

そのため、自分にあったコミュニティーを探しながら、これだと思ったものには躊躇せず参加してみてください。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

救急病棟看護師 日本抗加齢医学会認定指導士   毎年、救急患者を30,000人以上受け入れている救急病院で8年以上勤務。そこで40代〜50代の若くして亡くなるお母さんを数多く見てきた。残された子どもや、旦那さんが泣き叫んでいる姿を見ていく中で「この現状をどうにかしたい」と思い予防医学を学び始める。   現在では。日本加齢ストップメディカル協会を設立し、若くして亡くなる女性を「0」にするため日々、予防や健康についての話をしながら活動している。