【具体案あり】うつ病は、コレで予防しよう【食事と運動と薬の視点で】

こんにちは。シンすけです。

 

今日は、「うつ病」について、ぼくの経験談を交えながら話していこうと思います。

 

僕自身は、うつ病の診断をもらったことはないのですが、あぁ〜、うつっぽいな!と感じた時はあります。

 

もちろん、看護師として救急現場で働いていたので、うつ病の患者さん対応もしたことがありますが、ぼくの印象でいうと、根が真面目な人が多いなって感じてます。

 

そんな、うつ病について今日は、「食事の面」と「運動の面」を中心に研究結果と僕の経験を踏まえてお話しします。

本日のテーマ

うつ病にイイと言われる食事
うつにイイ運動とは?
まとめ

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うつ病にイイと言われる食事

 

うつ病に良い食材といわれると何を思いだしますか?意外と「出てこない」っていうのが多いかもしれませんね。

 

実は、少し前の研究結果になるんですが25年間の研究の結果、魚介類でうつ病が予防される。というデーターが出た時がありました。

 

この研究のすごいところは、「日本人も研究対象になっていた」というところです。

 

だいたいですが、こうゆう医学研究って海外の人を対象にしているので、欧米人での結果報告が多くなります。

 

そうでなければ、日本人ではなく「アジア圏」として一括りにされて報告するパターンが多いです。

 

しかし、今回は完全に日本人のことをさしています。

 

どのような効果が期待できるか?

 

簡単に言ったら、青魚のなかにあるオメガ3系がうつ病に効果があるという報告です。

 

因果関係は、まだはっきりとはわかっていないものの、うつ病の人の血液検査をすると「オメガ3系が低い」と結果が出るし、オメガ3系を摂取すれば、うつの傾向が改善されているのです。

 

ただ、現段階では摂りまくれば良いというわけではなくて、ある一定以上になると効果がなくなる。との報告があるのも事実。

 

一番効果があった結果は、1日50gの魚の摂取した時ですので、そこまで多くはありません。ぜひ毎日、意識してみましょうね。

 

 

 

うつにイイ運動とは?

 

 

うつ病の研究で、アメリカの研究者ブルメンタール氏の報告があります。

 

・「抗うつ剤を打って治療」
・「有酸素運動メインとして運動だけで治療」
・「抗うつ剤と運動を併用して治療」

 

コレを見ると、どれが効果ありそうですか?答えから言ってしまうと、どれもうつ病の回復を見せた。と言うのが答えです。

 

つまり、うつ病の薬を使わなくても運動だけで回復はできると言うことをこの研究では物語っています。

 

もちろん、まだまだうつ病に関しては、研究が進んでいる段階です。「100%運動がイイですよ」とは言えず、運動で悪化したという報告も少数ですがあるのが現状です。

 

コレらを総合して僕の考えとしては、「日光に当たりながらの有酸素運動を週3回することがベスト」だと自分なりの結論(持論)をだしてみました。

 

 

野中の持論の解説

この話をする前に、前提として僕は、「運動はうつ病を回復させると考えている派」です。それを踏まえて読んでいただければと思います。

 

「日光に当たりながら」

実は、うつ病は紫外線で予防できるという報告が上がっています。

 

紫外線によってビタミンDの生成だったり、セロトニンという、朝起きて「さ〜頑張るぞ〜!」と活力を与えてくれる物質をしっかりと出してくれたりと、うつ病に対して大きな効果が期待されています。

 

屋内で、仕事ばかりしている人なんかがうつ病になりやすいのも、この日光を浴びにくい環境が原因の1つであると言われています。

 

「有酸素運動を」

2016年にある医学誌に掲載されたもので、うつ病の人の「運動前後の採血を調べた研究結果」が報告されています。

 

その結果には、さまざまな「炎症マーカーの減少」がみられていると同時に「ホルモンバランスや性化学物質のレベルが増加していた」という報告が出ていたのです。

 

研究の数が少ないので、信ぴょう性に欠けるという意見もあるのですが、運動(有酸素運動)と精神の健康に関しての研究データは100万人以上のデータがあり、それらを総称しても有酸素運動は効果的だと考えるのはおかしくないです。

 

そう考えると、運動と言うより「肉体的な活発さがある人は精神的な健康を得やすい」と言えます。

 

ブラジルの運動科学者フェリペ・バレート・シューフ氏も自身の研究論文の結果から【運動は肉体的かつ精神的な健康を向上させる手段であることを確実に論証している】と自信を持って発言しています。

 

まだまだ、研究の余地がある項目ですが、うつ病を予防する1つの手段として運動は、かなり期待できると考えています。

 

「週3回することがベスト」

これは、うつ病というよりも僕自身が推奨している運動習慣です。先の2つをつづける意味でも。そして、その他の健康を維持していく意味でも重要です。

 

もっというと3日に1回の運動を推奨しています。これは、特に体の「糖分」をスムーズに処理してもらうために重要なことになるのですが、

 

せっかく、運動をするので意識してもらえればなと思って、僕の思いとして組み込んでみました(笑)

 

まとめ

 

うつ病と運動(有酸素運動)の関係に関しては、まだまだ研究すべきことが多くあります。

 

しかし、現段階で考えてみれば効果が出ている研究が多く、僕は関係性があると考えます。

 

そもそも、薬もそうですが100%の人に効果がある薬なんてありません。薬によっては副作用が多く出る人もいるわけです。

 

そう考えれば、現段階の運動とうつ病の関係の報告は、十分取りいれても良いレベルです。

 

このブログを読んでくださった方が、うつ病だけではなく今以上の健康を維持できるように「日光に当たりながらの有酸素運動を週3回すること」を意識した毎日を送っていただければ、毎日が生き生きとしたライフスタイルを送っていけると確信しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

救急病棟看護師 日本抗加齢医学会認定指導士   毎年、救急患者を30,000人以上受け入れている救急病院で8年以上勤務。そこで40代〜50代の若くして亡くなるお母さんを数多く見てきた。残された子どもや、旦那さんが泣き叫んでいる姿を見ていく中で「この現状をどうにかしたい」と思い予防医学を学び始める。   現在では。日本加齢ストップメディカル協会を設立し、若くして亡くなる女性を「0」にするため日々、予防や健康についての話をしながら活動している。